再び始めるBCL

BCLラジオを最近どの日本メーカーも新作は作ってないのが寂しいですが
今月出た三才ブックスの「再び始めるBCL」はかなり良く出来たBCL本です。


ここ数年、BCLに関する本はなかなか本格的なものが少なくて
三才ブックスは中でも、ちょくちょくBCL関連の本を出してきて
頑張ってたのですが、初心者向け、導入用といった感じの内容で
今回のものはなかなか本格的で嬉しいですねぇ。


しかしBCLを再開してもPCや、インバーター機器の普及でノイズが多く
また、インターネットの発達で放送局自体が各国縮小気味で、所謂「復活組」
の方が再び始めてもがっかりすることが多いようです。
QSLカード、又はベリカードを集めるだけのブームは終ってリスニング主体の
落ち着いた趣味に静かに広がればいいかなぁ、と思います。


「再び始めるBCL」



最初のページの方で、昔ほとんどの人が大変お世話になったBCL普及の
立役者の山田耕嗣先生(ここはあえて「先生」でしょう)が筆を取られていて
今までも、連載記事等は書かれてましたが、近影を載せられていた姿を見て
腰抜かしました。普通なら「えらいお爺ちゃんになられて、お元気でなにより」と
なるとこですが、「仙人か妖怪やん!!」と声を上げて驚きました。
髭とか剃ってスッキリしたらもうちょっと小奇麗に成るかと(^^;)
各国の綺麗な女性アナウンサーに粘着(?)してたハツラツとした若い当時を
知ってる者としては何だか時の流れを感じると言うか、残念と言うか
いつまでも若く居て欲しいなと思います。
東京から千葉に移られて、ご隠居されてるようですが同時期に(少し遅れてか?)
活躍されてた牛込先生は数年前に亡くなられたと聞いてましたので
当時お世話になった執筆者の先生には、いつまでもお元気で居て欲しいと思います。